専門家の声
石川正夫(左):
OHS研究所主任研究員、(元)国立感染症研究所協力研究員
(元)大手口腔製品メーカー勤務
渋谷耕司(右):
OHS研究所所長、東京教育大学大学院修士課程修了、(元)大手口腔製品メーカー勤務
デオグラオーラテックができるまで
長年、オーラルケア製品の開発、とりわけ口臭予防の研究に携わってきました。口臭予防は、身近な課題でありながら、むし歯、歯周病の研究に比べて遅れがちで、香料で隠せばいいと、その場しのぎの対応が多かったようです。
口臭の研究が進み、口臭のメカニズムが明らかになってきたなかで、新たな取り組みとして、生理的口臭の原因となる主要成分に着目。口臭の発生源をブラッシングによって効果的に落とす、歯磨剤の研究開発を始めました。
口腔で使用可能な数百の陸上・海洋植物、酵素、ビタミンなどを評価し、いくつかの天然物素材(ポリフェノールなど)や銅化合物を発見しましたが、必要量を歯磨剤に配合すると、風味を損ない変色を起こすなど、取扱いの難しい問題がありました。
長きにわたり研究開発を続けた結果、清掃剤としてDEOGLA(ホウケイ酸(Al/Ca/銅/Na)を配合した歯磨剤「デオグラオーラテック」の開発に成功。
科学的な口臭研究に基づき開発されたデオグラオーラテックを、口臭ケアを求める皆様にお届けします。